2010年10月27日

火星の海−35億年前に生命が誕生か

火星探査機から、火星表面の写真を初めて電送したのは、1964年に火星に接近した米国のマリナー4号である。米国はその後1971年のマリナー9号までに、火星表面のおよそ70%の範囲の写真撮影に成功する。

火星探査機が火星の着陸に初めて成功したのは、1973年、旧ソ連の火星探査機マルス3号である。それ以前は、火星に近づいて、そこを通過したり、上空の軌道を回って、観測するだけだった。火星に着陸して、火星表面の写真を初めて電送したのは、1976年の米国のバイキング1号である。PIA00418_modest.jpg

写真は、1976年から4年間、火星表面で稼働したバイキング2号の着陸機からの画像である。写真の場所は「クリュセ平原」。タイトルは「クリュセ・オーバーフロー・チャネル:Chryse Overflow Channel」と名付けられている。オーバーフロー・チャネルとは、「流れのある川床」という意味。渓谷のような地形が随所に見られる。

火星にはかつて人工の運河があり、今でも建設が行われており、そのため、形が変わると言われたこともあった。しかしその後の観測技術の進歩により、火星には人工の運河は存在しないことが明らかになる。しかし、火星探査機により、火星の表面の地形が詳しく撮影されるようになると、火星には運河はないが、過去、海や水が存在していたことがほぼ明らかになっている。

AFP電によると、2010年6月13日に、約35億年前、火星の表面の3分の1以上が巨大な海に覆われており、そこで生命が誕生した可能性があるとする研究が、英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された。


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2010年10月20日

やっぱり人類は宇宙人が好き

人類がサルのようなものから進化したという説明では納得できないという思いは今でもある。

425452453454524.jpgエジプトのピラミッドやマルタ島のような地中海の小さな島の古代遺跡を見るたびに、人類が自分たちだけでこれを作ったというのが何故か納得いかないのだ。今の人類の文明を凌駕する宇宙人が過去に地球に来訪し、その影響があったのではないかと考える方がまだ自然なように思えた。

しかしフェルミのパラドックスで指摘されたように、どうして宇宙人が今、側にいないのか、と言われると、それもそうだと思ってしまう。だから、宇宙人やUFOが目撃された、とか言うと、やっぱり、みたいな興奮を覚える。これは人類共通の思いかもしれない。

最近、ニューヨークの中心地、マンハッタンでUFOが目撃されたことが話題になった。写真はそのときのもの。2010年10月15日に撮影された。

動画は、UFOを見上げるニューヨーク市民を伝えるニュース。やっぱり、みんなUFOが好きなんだ。




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2010年10月15日

ガンマ線バーストの影響

直近で観測されたガンマ線バーストはいずれも遠距離であり、地球への放射量が少ないため、影響はほとんどない。一般に、ガンマ線バーストは継続時間が短いために、その影響も限定的と考えられる。しかしながら、近くで発生した場合、短い時間でも、地球大気に深刻な被害をもたらす可能性がある。それがオゾン層の破壊だ。

近距離でバーストが起きた場合、10秒程度の継続時間であっても、地球大気のオゾン層の半分が破壊される可能性があることがわかった。オゾン層がいったん消滅すると、元に戻るのに少なくとも5年を要するという。その間、太陽からの紫外線量が増え、地上や、海・湖沼の表面近くに生息する生命の大半は死滅してしまう。そのため、食物連鎖も破壊され、生物が大量に絶滅することになる。

カンザス大学のブルース・リーバーマン博士は、約4億5000万年前のオルドビス紀に実際に以上のようなことが起こり、生物大絶滅を引き起こした可能性を示した。

ガンマ線バーストの観測は20世紀後半から徐々に本格的に始まった新しい研究課題である。バースト源の観測も難しく、その発生機構も完全にはわかっていない。しかし、これほど大きなエネルギーを発生するメカニズムの解明が天体物理学上、極めて重要な問題であることは理解できる。発生の頻度と、その影響の大きさも当初の予想を超えており、宇宙の真理を解明するためには欠かすことのできない研究だ。350px-Gammarayburst-GRB990123.jpg

写真は、1999年1月23日に起きたガンマ線バーストの発生源であるGRB990123と呼ばれる天体。発生源を部分的に拡大したのが右側。可視光での残光の最も明るい点の上部に見える細長く伸びた淡い光はバースト源が所属している銀河。この銀河は別の銀河と衝突している。銀河の明るさと比較して、この一点から発せられた残光のすさまじさはいかばかりか。ガンマ線バーストのとてつもないエネルギーの放射量が想像できよう。

もし、このようなことが、将来、天の川銀河とアンドロメダ銀河の衝突の最中に起こったとしたら、双方の銀河に所属しているすべての星の生態系が壊滅的な影響を受けることになるかもしれない。遠い未来の話ではあるが...

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